こんにちは、四万十市のかしま山鍼灸整骨院です。
四万十市は昼はあったかいですが朝と夜は非常に寒くなりました。
体を冷やしてしまうと神経痛が非常に起こりやすいです。
特に手のしびれを訴える患者さんが大変多く来院されています。
一概に手のしびれと言っても原因は様々です。
今回はその中でも多かった頸椎のヘルニアについて紹介したいと思います。
頸椎ヘルニアとは?
頸椎という7個の首の骨があります。
その骨と骨の間にあるクッションの役割である椎間板に負担がかかり
椎間板が神経や血管などを圧迫、刺激してしまう状態のことを指します。
原因としましては、首を下向きの作業をする人に多いです。
パソコン、携帯、ゲーム、パチンコなどを日常で繰り返し行っていても起こります。
手のしびれ、冷え、握力低下などといった症状が現れ、日常生活にも支障をきたします。
自分での診断方法としては
写真のように首を後ろ、もしくは横に倒した体勢で上から押す
この時、痺れや痛みが出てしまうとヘルニアの疑いがあります。
もちろん確定診断ではありません。
また、ヘルニアで圧迫される神経によって痺れる場所が異なります。
好発しやすいヘルニアの痺れる場所をまとめると
●頸の5番目の神経→前腕~手部にかけての痺れ
●頸の6番目の神経→手部および特に親指~人差し指の痺れ
●頸の7番目の神経→手部および特に中指~薬指の痺れ
●頸の8番目の神経→手部および特に薬指~小指の痺れ
と大雑把にこんな感じになります。参考にしてください。
また、頸部の骨は7個ですが神経は8本あります。
ご注意ください。
確実に診断をしたいなら整形外科でMRI
頸椎4、5番のヘルニアの患者さんのMRI画像です。
圧迫された神経が細くなり狭窄されています。
かなり狭窄されているようで、握力の低下があります。
治療方法としては
軽度のものなら肩や頸部のコリをしっかり取り、
お風呂や温泉などでゆっくり温めることでかなり軽快します。
圧迫されている周囲への鍼灸治療も非常に有効です。
単純ですが頸部の骨の狭窄を広げるために頸を引っ張るのも効果的です。
もちろん専門的な知識がないと牽引は危ないので
当院や係りつけの医師に相談してください。
手の痺れに有効なツボ大陵(だいりょう)
患者さんが自宅で行えるツボとしておススメなのは
手関節の中央にある大陵というツボです。
このツボに指圧などを行うと痺れが少し楽になります。
しかし、あくまで原因は頸部の神経にありますので、そちらの治療も必ず行いましょう。
手が痺れる=ヘルニアではありません
頸部のヘルニア以外にも手が痺れるといった原因は様々にあります。
胸郭出口症候群、手根管症候群、肘部管症候群なども挙げられます。
また、脳疾患、甲状腺疾患といった内科的な疾患もあり、診断は非常に難しいです。
どうしても治らない場合は専門家に相談しましょう。
カラダの”しびれ”でお悩みの方は
かしま山鍼灸整骨院までご相談下さい!!
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かしま山鍼灸整骨院(四万十市)
住所:四万十市古津賀1丁目131番地
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診療時間:9時~12時 14時~19時
定休日:火曜日 ※祝日は不定休 ご相談下さい
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