四万十市のかしま山鍼灸整骨院です。
今回は転倒などによるケガ※の患者さんが多かったため、
ケガによる処置の仕方やリハビリなどを簡単に説明していきます。
※整骨院で受診される外傷のことを指しています。
主に・捻挫・打撲・挫傷(肉離れ)・脱臼・骨折 ・交通事故 などです。
場合によっては・ギックリ腰 ・寝違え なども該当します。
一般的に起こりやすいケガ
ケガといっても原因は様々です。
日常的に起こりやすいケガを例に挙げますと↓
転倒
段差や滑りやすい場所で起こりやすいのが転倒です。
特に足の筋肉が弱い年代の小児や高齢者に発症します。
捻る
体勢を悪くし体を変な方向に捻って痛くなります。
捻挫、寝違え、肉離れなどが発症しやすいです。
ぶつける
不注意で身体がどこかに当たることで負傷します。
打撲や突き指などの原因になることが多いです。
使い過ぎによる疲労
一回で生じるものだけでなく主に”使い過ぎ”が原因となることも多いです。
特にスポーツ選手や肉体労働をされる方は特有の負傷があります。
使い過ぎの傷病では”疲労骨折”は代表的ですが、
筋肉や靭帯、関節周囲も疲労が蓄積されると痛みが生じます。
交通事故
交通事故も大きな後遺症を残す場合があります。
何日も時間が経過して起こることもあるので必ずリハビリをしましょう!
最初はRICE療法
当院のような整骨院などに外傷で来院された場合
最初に4つの処置を行います。
それを”RICE療法”と呼びます。
Rest(安静)…患部を動かさない
Icing(冷却)…氷などで冷やす
Compression(圧迫)…包帯やテーピングで固定
Elevation(挙上)…患部を心臓より高くする
これらの英語表記の略称です。
受傷して2~5日程は行うようにしましょう。
行う日数は損傷の程度により異なります。
場合によっては骨の位置を整復します
外傷の際に骨がズレることがあります。
特に・脱臼・骨折の際は骨の整復は必須です。
打撲や捻挫の際にも大きな受傷なら行う場合もあります。
交通事故の際は頸椎の牽引も効果的です。
経過とともにリハビリを行いましょう
固定や安静の期間が過ぎたら関節を動かしましょう。
いわゆる”日にち薬”だけでは後に後遺症を残す可能性があります。
できるだけ早期に行うことが大切です!!
ケガで残る後遺症
処置を行っていないと様々な症状が残る場合があります。
症状は損傷の程度や負傷した部位によって異なりますが
起こりやすい症状を例に挙げていきます。
関節が弱くなる(痛みがクセになる)
ケガした場所に痛みや違和感が起こりやすくなります。
痛みや症状が”クセになる”といったようなものです。
特に肉体労働やスポーツをする方に生じます。
再発を繰り返すこともあり注意が必要です。
可動域が狭くなる(関節が固くなる)
関節の動きが悪くなり動かし難くなります。
時に、雑音(ポキポキ、バキバキなど)が生じ、
関節に引っ掛かりを感じることもあります。
また、筋肉に拘縮(固くなる)が起きることもあり、
動作に大きく支障が起きるので早期にリハビリを行いましょう。
神経痛
神経が圧迫あるいは損傷されることもあります。
神経痛は痛みとともに”しびれ”が生じるものです。
首や腰のケガで特に起こりやすいかと思います。
関節・骨の変形
関節部が大きく歪んでしまった状態です。
主に・脱臼・骨折後の後遺症ですが
大きな打撲や捻挫によっても生じることがあります。
変形は時間が経過すると元に戻らなくなり、
”神経痛” ”可動域制限” が出現する原因にもなります。
頭痛などの不定愁訴
主に上半身(首や肩)のケガで起きる後遺症です。
交通事故による頸椎の”ムチウチ”で多発します。
後遺症に対しては鍼灸治療も有効です
上述した後遺症が生じた場合もリハビリを行います。
リハビリと併用して鍼灸治療を行うのも効果的です。
後遺症が長引くと手術などの選択肢になってしまいます。
適切な処置をするために早めの受診を心掛けましょう!
処置の後でも痛みや症状が続く場合は鍼灸治療もご検討ください。
______________________
かしま山鍼灸整骨院(四万十市)
住所:四万十市古津賀1丁目131番地
電話:080-1990₋9296
診療時間:9時~12時 14時~19時
定休日:火曜日 ※祝日は不定休です 急患はご相談下さい
※土曜日は午前中までです。
※日曜日も診療しています。
当院ではマスクの着用、手指消毒、換気 など
新型コロナウイルスの対策をできる限り行っています。
_______________________