四万十市のかしま山鍼灸整骨院です。
暑くなりましたが体調はいかがでしょうか?
畑や草刈りで体が痛い人が続出しています。
最近は特に腰痛の患者さんが多いです。
季節の変わり目ですし皆さんも腰痛対策をしてくださいね!
そして、腕や肘が痛い方も非常に増えています。
そこで今回は肘の痛みをテーマにしました。
よろしくお願いします。
肘の痛みの分類
痛みの原因は筋肉、靭帯、骨、神経などです。
外側、内側のどちらが痛いか、そして痺れの有無が肝となります。
肘の外側が痛い場合
肘の外側が痛い場合はテニス肘と呼びます。
テニスだけでなく手を使いすぎると起こるものです。
草引きや子供を抱く、雑巾を絞るなどでも多いです。
そのため主婦の方にも多発します。
手首を反らしたり捻ったりすると痛みが強くなります。
肘の内側が痛い場合
肘の内側の痛みは野球肘またはゴルフ肘と呼びます。
内側の痛みはスポーツ損傷以外であまり診られませんが
過度に使いすぎると日常習慣でも痛くなります。
机や床に肘をつく癖のある方も注意が必要です。
内側が痛い場合は靭帯や骨の変形といった疑いも高くなり
外側の痛みに比べ軽快しにくいことが多いです。
痺れが伴う場合
首や胸、腕からの神経の圧迫で肘が痛くなることも多々あります。
その場合は痛みと痺れが生じます。
特に首のヘルニアからの神経痛は多いです。
交通事故(ムチウチ)や運動不足、タバコなどや
パソコン、スマートフォンのやりすぎなどが原因となります。
有効な治療方法
テニス肘や野球肘の場合は
患部のマッサージや鍼灸治療、固定などが有効です。
特にスポーツをする方はサポータをやっておくと楽ですよ!
神経痛の場合は肘だけでなく首や肩の治療も必要です。
こちらも鍼灸治療が有効となります。
神経痛の場合はサポータをやる必要はありません。
小児の場合は肘内障を疑う
小児でも肘を痛める場合があります。
寝返りや転倒、手を引っ張っられた際に生じ、
手を押さえて泣きだします。
これは”肘内障”という小児特有の脱臼の可能性が高いです。
2歳~8歳くらいまでに起こります。
泣いていて本人には問診もできないので観察が大事です。
肘内障の治療
肘内障は完全に整骨の分野です。
鍼灸治療は行わず、患部の整復を行います。
そうすると肘関節の整復は成功です。
予後は良好ですが癖になるお子さんもいます。
その他の肘の痛み
今回紹介したのが患者さんでも特に多い症状です。
その他にも
・外傷による脱臼や骨折
・リウマチなどの変形による関節炎
などといったケースもあり、
場合によっては肘に水が溜まることもあります。
軽快しない場合はレントゲンなどの検査も必要です。
使いすぎるとなかなか治り難いですが
ぜひいろんな治療を試してみてください。
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かしま山鍼灸整骨院(四万十市)
住所:四万十市古津賀1丁目131番地
電話:080-1990₋9296
診療時間:9時~12時 14時~19時
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