こんにちは、四万十市のかしま山鍼灸整骨院です。
今回は患者さんの生活習慣における疑問点をまとめてみました。
健康習慣に関しては様々な見解がありますので参考までにご覧ください。
Q起床してすぐランニングしてます
Aまずはゆっくり体操や深呼吸から
朝起きてからすぐの激しい運動はあまりおススメしません。
”筋肉や心臓、血管などに負担がかかる”という理由です。
冬場や寒い時期は特にリスクが高くなるので控えてください
血圧や心臓などに不安がある方は特に気を付けましょう。
まずは体を少し動かし、水分補給しましょう。
深呼吸し軽めの体操から徐々に行うのが理想的です。
朝日を浴びて、運動するのは自律神経の活性化にも効果的とされており、
やり方を間違えなければ早朝の運動はとてもカラダに良い習慣になります!!
Q起床後に歯を磨かず食事する
Aできれば、まずは口腔内を洗浄
”朝食を食べてから歯を磨く”というスタイルの方も多いかと思います。
しかし、就寝~起床までの時間での口腔内の菌が増えている時間帯です。
そのため、起床してそのまま飲食をすると”菌を体内に入れてしまう”というデメリットがあり、
起床時は”うがい”や歯磨きをしてから食事する方が良いと思われます。
一方、食後に歯を磨くことでのその日の口腔内の菌の繁殖を抑えれますので
食後にも歯を磨くか”うがい”をすることも勧められています。
あるいは”白湯”を飲むことでも口腔内の菌を殺菌できるので、
朝一番か食後に白湯を飲むというやり方も良いようです。
Q水分補給はコーヒーなどを飲んでいる
A水分補給はなるべくお水で!
コーヒーや紅茶などは水分補給に適していません。
利尿作用があるためカラダに巡る水分になりにくいからです。
当然ながらアルコールも同様です。×
水分補給にはできるだけ”お水”を飲むのが良いです。
水分不足はカラダの疲労やむくみの原因になります。
また、お茶の場合でもカフェインの少ない物を選びましょう
できるだけ”カラダに巡る水分”を意識して”水分”を摂取してください。
Q健康のために市販の野菜ジュースを飲んでます
Aできるだけ甘さ控えめの物や、自分で調理して食べましょう
以外にも野菜ジュースだけで野菜成分の栄養補給はおススメされません。
大抵の野菜ジュースは”濃縮還元”と書かれているかと思いますが
こういった製法の物は栄養素が少なくなります。
また、市販の野菜ジュースは甘く飲みやすいように作られています。
そのため糖質が多い物もあるので注意しましょう。
本来の野菜ってそんなに食べやすいものじゃないですよね…
また、外国産の輸入の野菜で作られているものが多く
農薬や防腐剤などの懸念も多くあります。
(近年は農薬の基準が以前よりも厳しく、改善されてきたとのことですが)
国産の野菜ジュースってあまり見たことないですよね…
できるだけ調理して野菜を摂取するか、青汁などがおススメです。
Q疲れたので栄養ドリンクを飲む
Aあまり飲みすぎると体調不良の原因になります
栄養ドリンクの種類にもよるのですが
大抵の物には”糖質”や”カフェイン”が多く含まれています。
”糖質で元気を出す”という商品が多いため過剰摂取は注意しましょう。
ビタミンやタウリン(アミノ酸)、クエン酸などの成分も含まれていますが
これらの成分による心配は少ないかもしれません。
栄養ドリンクだけでなく、現代人は”糖質”を摂取することが多いです。
糖質の過剰摂取は逆にカラダを疲れさせてしまいます。
疲れたからと安易に”甘い物”を食べ過ぎるのは避けましょう。
どうしても食べたいときは甘いものの目線を変えてみるのも良いかもしれません。
例えば”オリゴ糖” ”ハチミツ” を使ったり、デザートを”果物”にするなど
毎日いつも食べていたら工夫をしてみるのもいいですかね。
Qカラダがこる(痛い)ので毎日マッサージしている
A適度に行い、毎日やるのは止めましょう
慢性的な肩凝りの患者さんに特に多い生活習慣です。
疲れているからと”毎日マッサージする”という行為は悪い習慣になります。
揉むと気持ちは良いのですが…触りすぎは良くありません。
触りすぎのデメリットとして
・筋肉・神経の炎症が強くなる
・刺激されすぎて筋肉の疲労が取れない
・揉むと気持ちが良いので依存症になる (脳に気持ちが良いという感覚が残るため)
変な例えですが”痒い”からと触りすぎると治りが悪くなりますよね。
それと同じ様なイメージです。
もちろん適度なマッサージは効果があります。
同じ理由で湿布なども毎日張りすぎてもいけません。
何事も適量にしましょうということです。
×××NG
また、”子供やお孫さんに踏んでもらう”という方も多いです。
細身の女性の方や高齢者の方は絶対に止めましょう。
後々、悪化するリスクの方が高いです。
慢性的な症状は体操やストレッチ、深呼吸や入浴などを併用してください。
整形疾患だけでなく自律神経系によるカラダの疲れの場合にも効果的です。
下手に触りすぎるより効果が期待できます。
Q関節を強くするために筋トレをしてる
A負担が少ないようにやり方に注意しましょう。
”身体が痛いから筋トレしよう!!!”
という発想の方は実はとても多いです。
膝が痛い→スクワット 腰痛→腹筋 など
これは当然”鍛える”というメリットと”痛める”というデメリット
との隣り合わせになります。
特に60歳以降の方は気をつけて行いましょう。
足腰を鍛えたい場合は水中歩行や自転車漕ぎなどが負担が少なく行えます。
特に膝の場合は”関節軟骨”が傷んでいると負荷のかかる筋トレはNGです。
肩の筋トレはゴムチューブを引っ張るなども効果的とされています。
五十肩にもおススメなやり方です。
トレーニングは無理ない程度で行いましょう。
Qいろんな情報を見て健康に気をつかってます
Aとても良いことです!!!
ですが、あまり考えすぎもいけません
健康に対して意識が高いのはとても良いことです。
近年はインターネットで様々な情報が簡単に調べられますが
逆に”ネットで調べて考えすぎる”という方が増えてしまいました。
”ネットでこう書いてた” ”こういう動画をみた” など
しかし、その考え方や意見もサイトによって全然違います。
そのため、あまり考えすぎてしまうと逆に疲れてしまいます。
というのも、あまり考えすぎてストレスになってもダメなのです。
何事も”無理なく楽しく”で行えるようにしましょう。
意外と、無頓着な人でも元気な人っていますよね。
つまり今回のこの記事を読んでもあまり気にしすぎないよう
ストレスにならない程度で参考にしてください。
もちろん無頓着すぎてもいけませんが……
健康にこだわりを持ちながら、時には”まあいいか”くらいで
何事もバランスよくが大切です!!
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かしま山鍼灸整骨院(四万十市)
住所:四万十市古津賀1丁目131番地
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定休日:火曜日 ※祝日は不定休 ご相談下さい
※土曜日は午前中までです。
※日曜日も診療しています。
当院ではマスクの着用、手指消毒、換気などを行い
新型コロナウイルスの対策をできる限りしています。
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