ツメの状態から現れる意外な症状
本日来院された患者さんです。
主訴は右下肢に痛み、しびれ、があり日常生活でも歩行が困難な状態です。
座骨神経痛の診断を受けています。
治療しながら足をよく観察すると指のツメが何本かポロポロ剥がれています。
こういった所に意外なカラダの反応が現れます。
ツメが悪いと肝臓が悪くなる
東洋医学ではツメへの栄養は肝臓が与えていると考えられています。
話を聞くと,とてもお酒が大好きで肝臓はあまり良くないそうです。
しかし、お酒を飲まないと夜が眠れないといった悪循環になっています。
肝臓が悪いとどういったカラダの症状が出るのか
主な症状としては、頭痛、めまい、足の筋肉がつる、
耳鳴り、不眠症、イライラする、目が疲れる、などがが現れます。
話を聞くと症状はかなり当てはまりました。
こういった場合は肝臓の疲れを取ることも治療の近道になります。
肝臓が悪い際に使うツボ
主要なツボとしては太衝というツボをメインで使います。
足の母指と示指の間です(写真の●の所)。
鍼灸治療も有効ですがご自分で軽く押してみても効果があります。
けっこう痛い所ですがよく効きます。
この患者さんも3回目の治療でしびれは完全に取れていませんが、
杖なしでも歩行ができる状態まで回復しています。
また、夜がぐっすり眠れるようになったと非常に喜んでいました。
とても嬉しいですね。
お酒好きで足が痛い方や不眠症の方はぜひこのツボを押してみてください。
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かしま山鍼灸整骨院(四万十市)
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