四万十かしま山鍼灸整骨院のブログです。
確定申告などのため久々の投稿になってしまいました。
温かくなってきましたが季節の変わり目なので重症な患者さんも多いです。
さて今回の記事の内容は”五十肩”です。
肩が挙がらなくなることで非常に有名な症状名ですが
鍼灸やリハビリがとても有効な治療です。
五十肩とは
”五十肩”は肩関節周囲炎とも呼びます。
名前の通り肩関節周囲の炎症です。
”五十肩”といっても実は様々な原因があります。
五十肩の原因
①筋肉の炎症および拘縮
筋肉が固まって動かせない状態を拘縮(こうしゅく)と呼びます。
五十肩の大半の原因がこちらです。
②関節の変形
肩の関節が変形しうまく動かせなくなっている状態です。
肩を動かすと”ポキポキ”音がするのが特徴です。
③関節への石灰沈着
肩の関節に石灰(カルシウム)が溜まることもあります。
めちゃくちゃ痛いので病院での治療の方がおすすめです。
注射で比較的簡単に楽になります。
④筋肉の損傷
肩を挙げる筋肉が損傷している場合もあります。
厳密には”腱板損傷”といった名称になるため”五十肩”とは異なってきます。
しかし鑑別が困難なためよく混同される疾患です。
腱板損傷も多くは肩から音がします。
五十肩の症状
①肩の可動域制限
肩が上に挙がらない、後ろに回せないなどの症状が現れます。
髪やエプロンの紐が結べず、高い所のものが取れません。
②夜間痛
夜寝ていると肩関節周囲に痛みが起きるのが特徴となります。
痛みで睡眠が阻害されるのでとてもツライ症状です。
③肩、首、背中のコリや疲労感
肩こりや背中、首、上腕~前腕にかけてのダルさも起こります。
五十肩は痛みが移動することも多く様々な場所に症状がでます。
五十肩の治療
①痛みを抑えるのは鍼灸が有効
痛みが強く夜眠れない場合はまず炎症を抑えるのが先決です。
炎症を抑えるには鍼灸が非常に有効な治療ですよ。
②温熱療法
血流を良くしたり筋肉の緊張をとる目的で行います。
お風呂や電気などで肩を温めましょう。
②痛みが落ち着いたらリハビリ
痛いからといって動かさないのはいけません。
ゆっくり肩を回したり上に挙げるように体操を行いましょう。
写真のように服の肩のスソの部分を指でつまんで肩を回す体操がおススメです。
やりずぎないように注意して1日10~20分ほどゆっくり行ってください。
五十肩を放置してはダメです
「日にち薬だろう」と治療しないでそのまま様子をみる方も多いですが
時間が経てば筋肉が固まり症状が悪化するケースがほとんどです。
早めの治療を心がけましょう!!
当院では鍼灸とリハビリを中心に治療を行っています
お悩みの方は早めにご相談下さい。
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かしま山鍼灸整骨院(四万十市)
住所:四万十市古津賀1丁目131番地
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